これからのこと

2025年7月6日(日)18時00分開演 清光院下のギャラリー

中島ノブユキ with 北村聡 コンサート 初夏2025 松江公演

中島ノブユキさんのオリジナル作品『エテパルマ』『メランコリア』『パッサカイユ』
『カンチェラーレ』『clair-obscur』『散りゆく花』や、
NHK大河ドラマ『八重の桜(テーマ曲は坂本龍一)』、
ドラマ『神様のボート』『しあわせは食べて寝て待て』や、
映画『人間失格』『悼む人』の音楽を今まで大切に聴いてきました。

お2人が奏でる音には、光、希望、祈り、絶望、闇、ざわめき…様々な感情が交差します。
胸が締め付けられるような抒情的な旋律の中にも
重厚さや官能的なある種の激しい情感が潜んでいて
今まで何度もその美しい旋律に救われたり、心を揺さぶられたりしてきました。
まだ見ぬ景色や色彩が果てしなく広がっていったのです。

中島ノブユキさんはジェーン・バーキンのワールドツアーをきっかけに2017年にパリに移住され、
現在もワールドワイドな活躍をされています。
中島さんを山陰にお呼びするなんて夢のまた夢と思っていましたが
このお2人の山陰公演をずっとずっと熱望してきてついに叶う日が来るなんて。
未だ信じられないのですが、大変貴重な公演となります。
皆様とご一緒できますことを心より楽しみにしております。

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中島ノブユキwith 北村聡 コンサート 初夏2025 松江公演詳細‬
◆日程:2025年7月6日(日)‬‬
‪◆時間:開場17:00 開演18:00‬‬
‪◆料金:予約5,000円 当日5,500円‬‬
‪◆予約・問い合わせ:CALMS
‪Mail calmscenesss@gmail.com ‬‬
‪※ご予約時に①お名前②人数③お電話番号をお伝えください。
‪※公演当日の受付時にご精算させていただきます。
◆会場:清光院下のギャラリー(島根県松江市外中原町198-1)

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【プロフィール】
■中島ノブユキ

作曲家、ピアニスト。ソロアルバム『エテパルマ』『メランコリア』『カンチェラーレ』『散りゆく花』等を発表。NHK大河ドラマ「八重の桜(2013 年)」や「神様のボート」、映画「人間失格」「悼む人」、アニメーション「たまゆら」等、劇伴音楽を多数手がける。2011年4月6日に渋谷CLUB QUATTROで行われた東日本震災復興支援チャリティーコンサート「Together for Japan」で来日したジェーン・バーキン の伴奏ピアニストを務めたことをきっかけに、彼女のワールドツアー「Via Japan」(〜2013年 世界80公演)、2016年 ジェーン・バーキンの活動の集大成となるオーケストラ企画「Birkin / Gainsbourg Le Symphonique」(モントリオール管弦楽団により世界初演 〜2022年 世界75公演)に音楽監督(編曲家・ピアニスト)として参加。2017年よりフランス在住。その後フランスと日本を行き来しながら「8K オルセー美術館(NHK)」「風の向こうへ駆け抜けろ(NHKドラマ)」「しあわせは食べて寝て待て(NHKドラマ)」等の音楽を担当する。近年はニースオペラ座にて世界初演された「PIAF SYMPHONIQUE」、シャルル・アズナブール 生誕百年を記念するオーケストラ作品「AZNAVOUR 100 ANS」(ニースオペラ座初演。ユネスコ・パリ本部においてアルメニア国立管弦楽団と共に開催された公演も好評を博す)、モンペリエ国立管弦楽団によって初演された「アラン・シャンフォー/ DANDY SYMPHONIQUE」等の音楽監督を務める。「24のプレリュードとフーガ」の作曲をライフワークとしている。

■北村聡

関西大学在学中にバンドネオンに出会い小松亮太、フリオ・パネに師事。アルゼンチン、チリ、オーストリア、韓国など世界各国のフェスティバルに出 演。
11年、アストル・ピアソラ五重奏団の元ピアニスト、パブロ・シーグレルのアジアバンドに加入。14年には東京オペラシティリサイタルシリーズ「B→C」に出演、意欲的なプログラムに挑戦して好評を得る。
21年、アンドレア・バッティストーニ指揮のピアソラ作曲「シンフォニア・ブエノスアイレス」日本初演に小松亮太と共に参加。
これまでに舘野泉、波多野睦美、鈴木大介、川井郁子、カルロス・アギーレ、ディエゴ・スキッシ、EGO-WRAPPIN’、東京交響楽団、東京フィルハ ーモニー交響楽団と共演、様々なジャンルの音楽家と交流している。NHK大河ドラマ「八重の桜」「青天を衝け」、映画「マスカレード・ナイト」をはじめ数多くの録音に参加、繊細な表現には定評がある。喜多直毅クアルテット、三枝伸太郎 Orquesta de la Esperanzaなどの楽団で活動中。25年1月、マレー飛鳥とアルバム「Sound and Breath」をリリース。

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【視聴】

『エテパルマ~夏の印象~』より「アリア(ブラジル風バッハ第五番より)」

人生のベスト3に間違いなく入る作品。
初めてこの作品を聴いた時の衝撃たるや!
北村聡さんの息遣いが聴こえてくるようなバンドネオン、
伊藤ゴローさんの職人的なギターに最初は気付かなかったけど、
気付いた後はもう後戻りできない…心震える瞬間でした。

 

「人間失格」のテーマ曲

気づけばいつもこの曲を鼻歌風に口ずさんでいます。
はかなく、ふわ~っと入ってくる北村聡さんのバンドネオンがより哀愁を誘います。
テーマ曲のピアノソロバージョンもはかなく美しいのです。

 

NHK大河ドラマ『八重の桜』より「輝かしい未来へのエール」

東京五輪の開会式でも流れていました。
編成的にこの曲が松江公演で聴くことは難しいでしょうが、
希望を感じる美しい曲は、かかる度に、は~と息をのみます。
公演では『八重の桜』のサントラからも演奏してくださいそうな予感です。

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