●2018.01.17 告知
Carlos Aguirre Japan Tour 2018 “La musica del agua ”
米子公演
アルゼンチン音楽、ネオ・フォルクローレ・シーンの精神的な支柱として、厚い信頼と幅広い支持を得るコンポーザー・ピアニスト・シンガーのカルロス・アギーレさん。
故郷のリトラル地方の美しい自然や音楽を集めて演奏する
「ラ・ムジカ・デル・アグア(水辺の音楽)」ジャパン・ツアー
6年ぶりの来日に、念願の初山陰公演が実現します。
この水辺が美しい山陰地方と今回の「ラ・ムジカ・デル・アグア(水辺の音楽)」ツアーは美しく共鳴することでしょう。
カルロス・アギーレさんは都会の喧騒から離れ、河のほとりで創作活動をされています。
アルゼンチンの伝統音楽フォルクローレに根ざしながらも、タンゴ、ジャズ、クラシック、ブラジル音楽等のエッセンスが融合され独自の音楽観が生み出されています。
2010年・2012年(盟友キケ・シネシとのDUO)の来日公演では
演奏の素晴らしさはもちろんのこと、その芸術への哲学、穏やかなまなざし、誠実で真摯な姿が多くの方に感動を与えました。
アギーレさんの人と自然を愛する人生観や、繊細なものに美を見だす芸術性に共感すると日々聴く音楽が自然と変化していきました。その音楽を通して見える景色や、感じ方に変化が現れ、改めてこの自然豊かな山陰で生きていくことに誇りを持ち、この場所で楽しいことを見出していこうと希望を持つことができました。
アギーレさんの世界観から心にじんわり拡がる幸せが、だれかの心の深いところに届きますように。
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Carlos Aguirre Japan Tour 2018 “La musica del agua ”
米子公演詳細
2018年1月17日(水)
開場18:30 開演19:30
料金 前売5,000円 当日5,500円(全席自由)
ご予約:puertomusica085@gmail.com(プエルトムジカ)
(公演名・氏名・人数・ご連絡先をご明記ください)
会場:ゆう&えんQホール(米子市淀江町西原1332-55)
(靴を脱いでいただくホールです)
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《カルロス・アギーレ プロフィール》
現代アルゼンチン音楽を代表する孤高の存在にして生ける伝説。ネオ・フォルクローレ・シーンの精神的な支柱として、厚い信頼と幅広い支持を得るコンポーザー/ピアニスト/シンガーそして詩人。
1965年、アルゼンチンのエントレ・リオス州の小さな村、セギーに生まれる。フォルクローレなど郷土の音楽に深く親しみながらも、コンテンポラリージャズやロックにも影響を受け、80年代後半より音楽活動を始める。セッション・ピアニストとして頭角を現した後、2000年代に入り、自身のグループでの活動を開始。
エントレ・リオス州の州都パラナの郊外、パラナ河のほとりに住み、大自然のなかで創作活動を続ける。自身が主宰するレーベル「シャグラダ・メドラ」より「カルロス・アギーレ・グルーポ」名義でアルバムを3枚、ソロ名義でアルバム1枚とピアノ・ソロ作品1枚リリースし、どれもが名作として大きな評価を得ている。特にグルーポ名義での作品は、一つひとつ手描きの水彩画を封入するなど強い美意識とこだわりを感じさせ、もはや音楽を超えたアート作品の域に達している。日本でも一部の音楽ファンから熱烈な支持を得ていたが、CDがほとんど輸入されず、インターネット等で得られる彼についての情報も乏しかったため、知る人ぞ知る伝説的な存在だった。
2010年夏、カルロス・アギーレが自身のグループを率いて2000年に録音した名盤『クレーマ』の日本盤が正式にリリースされ大ヒット。そして秋には奇跡の初来日を果たし全国ツアーを行い、全ての公演がソールドアウトとなるなど、その人気に一気に火がついた。
2012年2月に5年振りとなるソロ名義のフル・アルバム『オリジャニア』をリリース。同年5月に盟友にしてアルゼンチン屈指のギター奏者キケ・シネシとのデュオで再来日、全国7都市でコンサートを行い、リスナーに大きな感動の余韻を残した。
現在は自身のグループ、及びピアノ・トリオでの制作/コンサート活動を行いながら、ソロとしては、自身の出身地エントレ・リオスなどパラナ河流域の作曲家/演奏家の作品を、ピアノ弾き語りで演奏する『ラ・ムジカ・デル・アグア(水の音楽)』に取り組んでいる。
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Carlos Aguirre Grupo 『Crema』より「ペダシート・デ・リオ」
2013年チリのサンディアゴにて ピアノ・インプロヴィゼーション
2015年4月、ブエノスアイレスにてエグベルト・ジスモンチと共演した映像