これからのこと

2022年8月21日(日)19時00分開演 Librarie

Masayoshi Fujita vibraphone solo live‬

【新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン】

ヴィブラフォン奏者Masayoshi Fujitaさんをお招きして演奏会を開催します。
6年前に立ち会った藤田さんのヴィブラフォンソロ公演では、自然の情景を喚起させる音楽が心に沁みこむその時もゆっくり流れていくようで、幽玄な響きに終始包まれる心地よさでした。

2021年に発表された『Bird Ambience』を初めて聴いた時、まさに雷にうたれたような衝撃で、ヴィブラフォンに加えマリンバを多用し、エレクトニック・ダブ色が強い部分もあり、実験を繰り返した果てに辿り着いた完全に新しい境地に立っている藤田さんの音像世界を見るようでした。
音楽自体への可能性を追求している孤高なアーティストのその崇高な姿勢に胸を打たれずにはいられませんでした。

これまでに10作品リリースされている中でも、ニルス・フラームやオーラヴル・アルナルズらの良質なアーティストを輩出する「Erased Tapes」レーベルからの4作品は、藤田さんの魅力を余すことなく伝える作品となっています。

会場は、鳥取県湯梨浜町にあるカフェ「リブラリエ」です。
いつ伺ってもゆったりした気持ちで過ごすことのできる大切な場所で、安全対策を図りながら、ゆっくりおくつろぎいただけるよう努めてまいります。
生の音楽を聴く機会が圧倒的に減る中で、集う方々と徐々に空気をあたためていくような
ふんわりしたやさしい時間をみなさまと過ごせますように。

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‪【Masayoshi Fujita vibraphone solo live詳細】‬
◆日程:2022年8月21日(日)‬‬
‪◆時間:開場18:00 開演19:00‬‬
◆出演:Masayoshi Fujita
‪◆料金:予約3,500円 当日4,000円(1drink 500円別途)‬‬
軽食をリブラリエさんが数種ご用意くださるので、ご希望の方は開演前にお召し上がりいただけます。
‪◆予約・問い合わせ:CALMS
‪Mail calmscenesss@gmail.com ‬‬
‪※ご予約時に①お名前②人数③お電話番号をお伝えください。
‪※公演当日受付時のご精算とさせていただきます。
◆会場:Librarie (鳥取県東伯郡湯梨浜町松崎619 さくら工芸品工房1F)

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【プロフィール】
Masayoshi Fujita / 藤田正嘉
https://masayoshifujita.com/

ヴィブラフォン、マリンバ奏者、作曲家。
幼少期より演奏していたドラムからヴィブラフォンへ転向後、伝統的な演奏スタイルやテクニック、作曲法にとらわれる事なく唯一無二の音とヴィブラフォンの新たなる可能性を追い求める。2006年よりドイツ・ベルリンに拠点を移し、オリジナル作品の作曲・演奏活動を開始。イギリス・ロンドンのレーベル、イレースト・テープスからアルバムをリリースし、ヨーロッパをはじめ世界各国でのコンサートやフェスティバルなどに出演する。これまで10枚のアルバムをリリース。日本では、2016年にゴンチチの三上雅彦氏とコラボレーションアルバム『Conjecture』を発表。その他、映画やブランドのイメージビデオなど様々な映像作品への音楽提供も手がける。2020年より、自然の中で制作活動をするという長年の夢を叶えるため兵庫県香美町に移住。山の上の集落にスタジオを構え、その雄大な自然からインスピレーションを受けながら新たな音を世界に発信している。
時に楽器の上に様々な物をのせて演奏する「プリペアド」という手法を用い、ヴィブラフォンの持つ独特の音色にさらなる色どりと響きを与えている。しばしば映像的と評される彼の音楽は、霧の深遠さと静けさ、荘厳な山々などからインスピレーションを受けた独特の雰囲気と世界観を持ち、まるで物語の挿絵のように聴く者の脳裏にその情景と物語とを映しだす。また同時に、ヴィブラフォンという比較的新しい楽器の未開拓の美しさを探求し、オーケストレーションや音楽それ自体の新たなる魅力を追い求める。別名義であるel fogでは、様々な実験的アプローチを用いつつ、アコースティックとエレクトロニック及びアナログとデジタルの狭間で、ヴィブラフォンとエレクトロニック・ミュージックの融合を試みている。また、ドイツのエレクトロニック・ミュージックの重鎮Jan Jelinek(ヤン・イェリネック)とも継続的にコラボレーション作品を発表。全世界から高い評価を受け、様々な国のフェスティバルやライブに出演している。
2021年に発表した最新ソロアルバム”Bird Ambience”では、これまでに様々なプロジェクトで取り組んできたアコースティック・ヴィブラフォンやエレクトロニックな音、実験的、即興的な音楽性を統合しつつ、新たにマリンバを中心に据えパーカッションやドラムなども取り入れた、自身の集大成であり新境地ともいえるサウンドを展開している。

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【視聴】


「Morocco」『Bird Ambience』収録曲。この曲はマリンバでの演奏なので、本公演とはイマージが違いますが、この映像を観て以来しばらくずっと『Bird Ambience』を聴いていました。


「story of forest」『Stories』収録曲。個人的にこの曲が大好きで、聴くたびに心持っていかれます。
Story of forest 森の物語 解説
森のなかにすむ一本の木。彼は鳥や動物たちと話す。かれは季節から季節へ、また一年そしてまた一年と流れ行く時間のなかで友人たちと会うことを楽しみにすごしている。